L−アラビノースを摂取するタイミングが肝

食事をとろうとする人

糖尿病の予防改善で-アラビノースを摂取する最適なタイミングは食事の直前です。食事の直前に摂取することで、食事によって入ってくる糖の分解吸収を抑制させるからになります。

 

それ以外の、食後や空腹時に摂取してもほとんどその意味をなさないので注意するようにしましょう。

 

L-アラビノースとは

L-アラビノースは小麦やインゲン、サツマイモ、赤キャベツなど植物に含まれている糖質です。L-アラビノースの風味はほぼ砂糖と同じで、甘味度は砂糖の約60倍といわれています。

 

抽出する際にはこれら植物に熱処理を施していきます。そうすると少しずつL-アラビノースが遊離していき成分として利用することが出来ます。

 

L-アラビノースが糖尿病の予防改善に効果を発揮

 

L-アラビノースという聞きなれない物質が今注目を集めています。
単純にいうと甘味料の一種なのですが、何と砂糖と一緒に摂取するだけで砂糖の吸収を阻害することが出来るというスーパー物質なのです。

 

L-アラビノースを含むいも

L-アラビノースは体内に取り込まれると、消化酵素αグルコシターゼの働きを阻害します。αグルコシターゼという酵素は主に砂糖や麦芽糖を分解します。

 

砂糖や麦芽糖はこの酵素がないと体内に取り込まれることはない為に、血糖値上昇の抑制効果があるキーマンともいえる存在です。

 

L-アラビノースはこの糖を分解する酵素の働きをブロックすることにより血糖値上昇抑制に関与しています。

 

同じαグルコシターゼを抑制させる作用を持ち処方薬として使われている薬として「グルコバイ」「ベイスン」「セイブル」などがあります。これらは処方薬として使用されているものであり、L-アラビアノースが同等の働きをするという意味ではありません。

 

では実際、どのくらい血糖値上昇を抑えるのでしょうか?

 

L-アラビアノースを砂糖と一緒に摂取した、ヒトを用いて測られたデータによれば‥

  • 摂取した砂糖による血糖値上昇を3〜4割抑制
  • 小腸より飲食物が吸収されるスピードが遅くなる

これにより、更に血糖値上昇抑制に効果を発揮していると考えられます。

 

L-アラビアノースによる血糖値抑制に対する作用秩序は、医薬品にも用いられているものと同様なので確かに効果のあるものと思われます。
しかし、裏を返すとそれだけ注意が必要だという風にも読み取ることが出来ます。

 

摂取する際には用法容量などをしっかり守ると共に、低血糖などに備えてブドウ糖などを持ち歩くなどの備えが必要になりそうです。